自分たちを俯瞰的に理解できるようになりました[B-SKET卒業生インタビュー vol.6]
このブログでは現在進行しているアクセラレータープログラム「B-SKET」についてや、採択企業のリアルな声をお届けしたいと思います。
今回は過去、B-SKETに採択されたSEIMEI株式会社代表取締役 津崎 桂一氏にインタビューをさせていただきました。
代表取締役 津崎 桂一氏
サービスについてご紹介いただけますでしょうか?
保険プラットフォーム「ソリシター君」をご提供しています。
保険代理店募集人に対しては、複数保険会社の業務情報検索や保険商品研修を一括で行えるサービスを提供します。 保険会社に対しては、保険代理店募集人の上記検索データや研修動画履修データをもとに、保険会社が保険代理店募集人に対して効率的にオンラインでアプローチできるよう、webマーケティング支援を行っています。
B-SKET に採択されて得られたことをお聞かせください。
課題の定義、解決に向けた仮説検証を科学的に行うことができるようになりました。
僕は B-SKET に参加するまでにプロダクトを4つ作って失敗していたのですが、振り返ってみると、どれも場当たり的に開発していたものばかりでした。
田所さんから「市場全体を俯瞰すること」「どのセグメントをターゲットに定義するか」「ターゲットユーザーの課題は何か」などを細分化して分析する手法を学んだことで、事業を計画的に進めることができるようになったのは大きな進歩です。
B-SKET に参加する前と後では、具体的にどのようなことが変化しましたか?
先ほどの「得られたこと」と近いのですが、プログラムに参加する前は場当たり的にプロダクト開発していたため、意味のある失敗を経験できていませんでした。
プログラム終了後は、今自分達が行っている行動はどこを目指しているプロセスの一部なのか、ということを俯瞰的に理解できるようになりました。
ベストセッション(外部メンター)をお選びいただけますでしょうか?
Repro株式会社 代表取締役 平田 祐介 さんです。
一線で活躍されている起業家の方が、どのように組織を作り、売上を立てていったのかを聞くことができ良かったです。中でも、
平田さんの「B to B サービスは、ピッチイベントで優勝することがマストだ」というお話が一番印象に残っています。
どのような企業へ B-SKET をおすすめしますか?
当社のように、一般的な SaaS ではない、B to Bサービスを提供している企業が向いていると思います。
他社成功事例が少なく、自分達で常に道を切り拓く必要が多いバーティカルサービスは、特に B-SKET への参加をおすすめします。
B-SKET が他のアクセラレータと異なる点はどこだとお考えでしょうか?
他のアクセラレータでは、to C サービスと to B サービスのスタートアップが混在していたため、自社にぴったりだと言い切れないプログラムもありました。
B-SKET はプログラムひとつひとつの精度がそもそも高いことはもちろん、特にBtoBに特化しています。そのため、大企業とのアライアンスや to B 向けプロモーションについてなど、有益かつ実践的なコンテンツが多かったです。
B-SKET にて、印象深かった出来事をお聞かせください。
2年前に田所さんと B-SKET キックオフで初めてお会いして、その日の夜の懇親会で「津崎さんの事業はとても大きくなると思っています」と言って頂いたことをよく覚えています。
当社はやっと保険会社への正式導入手前というフェーズで、ペースとしては早いとは言えないと思っています。しかし田所さんの期待に応えられるユニコーン企業を目指して、今後も頑張っていきたいと思います。
B-SKETとは何か
2018年に始まったSaaS領域スタートアップ向けのアクセラレータープログラムです。 実践的なメンタリング/事業開発サポートを通じて、事業価値を最大限に高めることを目的として採択企業にメンタリングやセッション (メンターによる講義)を通じて提供します。 今回で4回目となるB-SKET(B-SKET Batch 4)、採択企業5社(※1)は約16週間の中で合計24個のセッションを受け、事業価値の最大化に臨みます。
(※1)採択企業5社:LiveYourDreams株式会社・Engo株式会社・株式会社STANDS・パートナーサクセス株式会社・株式会社batton
2021/6/4(金)にDemo Dayを開催
採択企業5社が2021/6/4(金) 19:00より開催のDemo Dayにて成果発表を行います。そして、その観覧者の募集を先日開始させて頂きました!
B-SKETdemo参加申し込みはこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございました。