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後輩起業家に真っ先におすすめしたいアクセラレータ[B-SKET卒業生インタビュー vol.7]

このブログでは現在進行しているアクセラレータープログラム「B-SKET」についてや、採択企業のリアルな声をお届けしたいと思います。

今回は過去、B-SKETに採択されたタッチスポット株式会社 代表取締役 金子晋也氏にインタビューをさせていただきました。

代表取締役 金子晋也氏


サービスについてご紹介いただけますでしょうか?

インタラクティブ動画サービス「TouchSpot」および、インタラクティブ動画制作プラットフォーム「TouchSpotMaker」をご提供しています。

まず前提として、インタラクティブ動画とは、動画のシチュエーションを疑似体験してもらうことで動画内容に対して深い理解を促進する、触れる動画のことです。動画をタップ可能にすることで、視聴者に対してより理解の深まる動画体験を提供することができます。

この前提のもとに、「TouchSpot」ではインタラクティブ動画を軸として、広告やキャンペーン、アニメ、映画、採用動画、カスタマーサポートなど、あらゆるコンテンツをお客さまと作り出しています。

お客さまの目的を叶える動画の設計や数値分析による効果最大化に向けたご提案、細部のクオリティにこだわるクリエイターとの連携などにより、圧倒的なプロモーション効果を生み出します。

「TouchSpot」から派生した「TouchSpotMaker」は、セルフサーブでインタラクティブ動画を制作できるプラットフォームです。直感的な操作でインタラクティブ動画の作成が可能で、複雑なシーンの設計もビジュアル的に確認しながら簡易的に行うことができます。

B-SKET に採択されて得られたことをお聞かせください。

顧客像が明確になり、事業の解像度が上昇したことが大きいです。

参加させて頂いた2018年の頃、当社は、インタラクティブ動画制作プラットフォーム「TouchSpotMaker(以下、TSM)」を市場に投入するタイミングか否かの判断を迫られてました。SaaS は市場としてバズワードになっていたため、当社も TSM によって会社が急成長する青写真を描いていました。

しかし、B-SKET を通して顧客のニーズが磨き上げられ、時期尚早という判断を下すことができました。このことにより、会社が倒産するというリスクを避けられ、今やるべき重要な事項に資金・人員を投じられるようになったことは感謝してもしきれません。

また、B-SKET をきっかけに投資家さんとのご縁を得てファイナンスに成功したり、メンターさんの企業から受注が発生したりしました。この面からも B-SKET に参加させて頂いてよかったと感じております。

B-SKET に参加する前と後では、具体的にどのようなことが変化しましたか?

顧客の反応を機軸に事業を展開していくようになったことです。

B-SKET に参加する前は、市場の流れやプロダクトの流行り、通説を信じておりました。しかし、それらのものは、過去のものや自分の目の前にいる顧客の悩みとズレていることがあります。自分自身、そのような類のものを盲信しておりました。

しかし、B-SKET での顧客インタビューと田所さんとのメンタリングによって、向き合うべきは顧客であり、それらの類は、必ずしも当社の今のフェーズや事業タイプには当てはまらないことがわかりました。

また、スタートアップが自分の頭で考えず盲信することは死を意味することも痛感しました。この体験を通じて、自分自身の考え方がまず変わりました。

そして、組織としても固定概念に囚われない組織を構築できてきていると感じております。組織、事業拡大前にこのような経験をできてよかったと思います。

ベストセッション(外部メンター)をお選びいただけますでしょうか?

ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア 学長 伊藤羊一 さんです。

事業を展開していく中で、営業や採用なども必要になります。
その際に根幹になるのは、自分や自分たちのことを知っていただくことです。そのために、必要になるスキルは、プレゼンテーションです。

伊藤さんは、プレゼンテーションの要素をわかりやすく教えてくださいました。プレゼンテーション能力を上げられたことも相まって、資金調達に成功することができました。

また社内に共有しやすいノウハウなので、社内の営業スキル向上にも一翼を担っていただいたと感じています。

どのような企業へ B-SKET をおすすめしますか?

B-SKET に向いていない企業はありません。なぜなら、顧客に向き合わないスタートアップはないと思うからです。

強いて挙げるのであるならば、SaaS 企業のメンターの豊富さから、SaaS 事業に参入されるスタートアップにおすすめしたいです。理由としては、SaaS の事業の実際の数字や経験談は、ウェブ上にまだまだ少ないことが挙げられます。

また、SaaS という言葉自体が広範のため、ウェブにある記事が当社に当てはまらないことや、記事のミスリードを生んでしまい、自社に適応できず失敗してしまう可能性もあります。こういったことから、SaaS を第一線で展開されているメンターからの言葉は、何事にも替えがたい金言ばかりでした。

B-SKET では、起業家としてのあり方、人としてのあり方も田所さんやメンターさん、同期の起業家さんからも学べます。そのため、後輩起業家に真っ先におすすめしたいアクセラレータです。

B-SKET が他のアクセラレータと異なる点はどこだとお考えでしょうか?

同期参加企業の本気度や取り組む姿勢が、他のアクセラレータ以上だと感じました。

定期的に開催される外部メンターを呼んだセッションへの参加はもちろんのこと、週1回以上の田所さんとのメンタリングで出る課題も多くあります。実際、課題への取り組みに弊社含め参加企業のみなさんがかなりの時間を割いていました。

参加企業の中には、すでに利益を上げられている企業さんも多くいらっしゃいました。しかしそこに甘んじずに SaaS という新規事業の取り組まれている本気度の高い姿勢からも、刺激を受けました。

B-SKET にて、印象深かった出来事をお聞かせください。

田所さんが常々「権威になる覚悟を持つことが重要」と仰っていたことです。

田所さん自身、起業についてを黙々とスライドショーにまとめ、起業を体系だったものにしていかれたことにより著書「起業の科学」が生まれました。もちろん、そこには、他者の批判や嘲笑などあったかもしれません。しかし、信念を曲げず、やり遂げたからこそ、今の田所さんがいるのだと思います。

当社も「インタラクティブ動画」というまだ市場が形成されていない状況です。その中で自分も権威になる覚悟を持ち、誰に何を思われようとも、されようとも、迷わず自分の信じた世界を実現するために、頑張っていこうと思えるようになりました。

B-SKETとは何か

2018年に始まったSaaS領域スタートアップ向けのアクセラレータープログラムです。 実践的なメンタリング/事業開発サポートを通じて、事業価値を最大限に高めることを目的として採択企業にメンタリングやセッション (メンターによる講義)を通じて提供します。 今回で4回目となるB-SKET(B-SKET Batch 4)、採択企業5社(※1)は約16週間の中で合計24個のセッションを受け、事業価値の最大化に臨みます。

(※1)採択企業5社:LiveYourDreams株式会社・Engo株式会社・株式会社STANDS・パートナーサクセス株式会社・株式会社batton 

10/2(金)にDemo Dayを開催

採択企業5社が10/2(金) 19:00より開催のDemo Dayにて成果発表を行います。そして、その観覧者の募集を先日開始させて頂きました!


B-SKETdemo参加申し込みはこちらから

最後までお読みいただき、ありがとうございました。