このブログでは現在進行しているアクセラレータープログラム「B-SKET」についてや、採択企業のリアルな声をお届けしたいと思います。

今回は過去、B-SKETに採択された株式会社ガラパゴス 代表取締役社長 中平 健太氏にインタビューをさせていただきました。

代表取締役社長 中平 健太 氏

サービスについてご紹介いただけますでしょうか？

AIを使ったデザインサービス、「AIR Design」をご提供しています。

「デザインを空気のように当たり前に、AIを使って。」というビジョンの元、人間の生産性の 1,200倍を実証した AI を活用して、科学的にマーケティングクリエイティブ（バナーや LP など）に展開しています。

SaaS月額サブスクリプション型BPO事業から開始し、RPA/AI化してより多くのユーザーに使われる事を目指します。

B-SKET に採択されて得られたことをお聞かせください。

事業戦略の方向性を転換するきっかけとなり、サービスをリリースすることができました。

また、SaaS 起業に関わる知識やフレームワーク、疑似体験を一気にインストールできたことも大きかったです。これは、SaaS 起業の全てのパターンを熟知した田所さんをはじめとする超一流のメンター陣とのコミュニケーションとベーシック社の献身的なサポートによるものだと感じています。

B-SKET に参加する前と後では、具体的にどのようなことが変化しましたか？

B-SKET に参加する前は、社内にはデザインAI のエンジンがあるのみでした。

B-SKET 終了後は、顧客のペインや市場選定ノウハウ、LTV最大化のためのプロダクト仕様、ビジネスモデルの確立ノウハウ、チームビルディング、ピッチ資料のブラッシュアップノウハウ、さらにはサービス名にいたるまで、4ヶ月の短いプログラム期間で全てゼロから獲得できました。

あわせて、株式会社morich 代表取締役 森本 千賀子 さんよりご紹介いただき、執行役員クラスを3名採用できたことも大きかったです。

ベストセッション（外部メンター）をお選びいただけますでしょうか？

株式会社Donuts 執行役員 ジョブカン統括責任者の 石山 瑞樹 さんです。

マーケティングについても営業についても、すべてロジックをもってお話してくださいました。そのため、ビジネスのすべては科学だと感じることができました。

再現性を持たせられるようになったため、自分の営業に勇気をもつこともできました。

どのような企業へ B-SKET をおすすめしますか？

何かしらプロダクトを持っていても、マーケットが違っていては事業を推進させることができません。そのため、マーケットが定まっていなかったり違和感を持っている企業に向いていると思います。

期間中はプログラムの濃密さゆえに本当に大変ですが、覚悟を持って SaaS を立ち上げたい、事業戦略の方向転換をしたい企業にとっては必ず意味のある4ヶ月間になります。

B-SKET が他のアクセラレータと異なる点はどこだとお考えでしょうか？

B−SKET の後に、G-STARTUP に参加しました。

B−SKET は事業開発させるプログラム、G-STARTUP は資金調達の力学を知るプログラムなので、たまたま良い流れでプログラムに参加出来たと思います。

B-SKET にて、印象深かった出来事をお聞かせください。

B-SKET に参加するまで、サービス名も決まっていませんでした。

そんな中、メンバーに「空気の様にデザインできる、AIR Design はどうかな？」と提案してはいたものの、あまりよい反応は得られていませんでした。

その2日後、メンターの田所さんに「デザインの民衆化だからエア〜〜〜という名前はどうかな？」とご意見をいただき、自分が考えていたことと一致したことがとても印象的でした。

B-SKETとは何か

2018年に始まったSaaS領域スタートアップ向けのアクセラレータープログラムです。 実践的なメンタリング/事業開発サポートを通じて、事業価値を最大限に高めることを目的として採択企業にメンタリングやセッション （メンターによる講義）を通じて提供します。 今回で4回目となるB-SKET（B-SKET Batch 4）、採択企業5社（※1）は約16週間の中で合計24個のセッションを受け、事業価値の最大化に臨みます。

（※1）採択企業5社：LiveYourDreams株式会社・Engo株式会社・株式会社STANDS・パートナーサクセス株式会社・株式会社batton　

2021/6/4(金)にDemo Dayを開催

採択企業5社が2021/6/4(金) 19:00より開催のDemo Dayにて成果発表を行います。そして、その観覧者の募集を先日開始させて頂きました！

B-SKETdemo参加申し込みはこちらから

最後までお読みいただき、ありがとうございました。