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B-SKET への参加がひとつのブレイクスルーになる[B-SKET卒業生インタビュー vol.11]

このブログでは現在進行しているアクセラレータープログラム「B-SKET」についてや、採択企業のリアルな声をお届けしたいと思います。

今回は過去、B-SKETに採択されたアメリス株式会社 代表取締役社長 橘高康朗氏にインタビューをさせていただきました。

代表取締役社長 橘高康朗氏


サービスについてご紹介いただけますでしょうか?

業務浸透アプリケーション「業務エントランス」です。アメリス独自メソッドのドキュメント・ピラミッドに基づいたアプリとなっています。

アメリスは、これまで大企業はじめ様々なプロセス整備にて培った200以上の標準プロセスを保有しています。これをベースに優れたプロセスとノウハウをクライアント企業さまの社内にて共有・浸透することで、現場のムリ・ムダ・ムラをなくし事業のスケール化を実現します。

具体的なサービスの流れは、以下の通りです。

①現行業務文書を分析し、アメリス独自のメソッドを使って業務の見える化と課題整理を行います。
②業務課題に対して、解決案の検討を行い、経営方針を踏まえて課題解決の方針を決定します。
③あるべき業務に基づく新業務文書体系を策定し、規程、業務要領、マニュアルなどの業務文書の作成を支援します。
④新業務文書体系の社内説明・研修と各業務文書のアプリへの移行を行います。
⑤アプリの利用を通じて、現場からのフィードバックと利用状況のモニタリングを行い、その結果を踏まえて業務を進化させます。

B-SKET に採択されて得られたことをお聞かせください。

スケール化にあたって考えなければいけない基本事項を、弊社内へ共有しチームとして認識を揃えられるようになったことが大きいです。

また、事業開発や展開方法などの戦略面を検討するための時間も持つようになりました。

B-SKET に参加する前と後では、具体的にどのようなことが変化しましたか?

B-SKET に参加する前は、アプリケーション導入時点でのコンサルティングなどのハイタッチが多いサービスでした。また、生産性向上や内部統制など、ビジネスにおける「守り」の効果を中心に訴求していました。

B-SKET 参加後は、フォーカスするサービスを「店舗展開にかかるプロセス」と、具体的に特定することができました。

これにより、「店舗展開のプロセスを整備し、組織をスケール化できます」「プロセスでムリ・ムダ・ムラを排除して儲ける!」というように、ビジネスにおける「攻め」に訴求するスタイルに変化することができました。


ベストセッション(外部メンター)をお選びいただけますでしょうか?

ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア 学長 伊藤羊一 さんです。簡単な言葉で、かつ短時間で相手に提案を伝えるためのピッチの見せ方や強調するべきポイントの考え方などを学びました。そして、伊藤さんでも繰り返し練習されていらっしゃるのだ、と直接知れたこともとても大きかったです。

伊藤さんの講義を受講以来、以前よりもさらに精度の高いピッチの練習を自分で行うことができるようになり、とても感謝しております。

どのような企業へ B-SKET をおすすめしますか?

事業のコアはできているがハイタッチ部分が大きく、スケール化への道が描けていない、という弊社のような企業は、B-SKET への参加がひとつのブレイクスルーになると思います。

B-SKET にて、印象深かった出来事をお聞かせください。

弊社は「プロセスの専門家」であるのですが、田所さんの事業開発にかかる切り口も「プロセス」を重視した考え方であることが印象的でした。

また、創業5年となる弊社の既存事業を尊重していただきつつ、その中からスケール化可能な道を検討するスタイルをとっていただいたことが、我々も考えやすく、進めやすかったです。

B-SKETとは何か

2018年に始まったSaaS領域スタートアップ向けのアクセラレータープログラムです。 実践的なメンタリング/事業開発サポートを通じて、事業価値を最大限に高めることを目的として採択企業にメンタリングやセッション (メンターによる講義)を通じて提供します。 今回で4回目となるB-SKET(B-SKET Batch 4)、採択企業5社(※1)は約16週間の中で合計24個のセッションを受け、事業価値の最大化に臨みます。

(※1)採択企業5社:LiveYourDreams株式会社・Engo株式会社・株式会社STANDS・パートナーサクセス株式会社・株式会社batton 

2021/6/4(金)にDemo Dayを開催

採択企業5社が2021/6/4(金) 19:00より開催のDemo Dayにて成果発表を行います。そして、その観覧者の募集を先日開始させて頂きました!


B-SKETdemo参加申し込みはこちらから

最後までお読みいただき、ありがとうございました。